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食中毒で子ども22人死亡 原因は無認可売店の殺鼠剤か 南ア

AFPBB News / 2024年11月16日 9時50分

南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領(2024年10月23日撮影)。(c)Alexander NEMENOV / POOL / AFP

【AFP=時事】南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領は15日、この数週間で食中毒により20人以上の子どもが死亡した事態を受け、軽食売店や無認可の売店を対象に一斉検査を命じた。一部の死亡例は農業用殺鼠剤に関連しているとみられる。

ラマポーザ氏は国民に向けたテレビ演説で、死者が出た店は直ちに閉鎖されると述べ、地元当局に対して、ネズミがはびこる原因となっているごみの山を片付けるよう指示。

9月初めから890件の食中毒が報告され、これまでに少なくとも22人の子どもが死亡したと明らかにした。

先月、ヨハネスブルクのソウェト地区では、幼い子ども6人がスパザショップと呼ばれる無認可の売店で購入したチップスを食べた後に死亡し、国民から非難の声が上がっていた。



ラマポーザ氏によると、死亡した子どもの一人が持っていたチップスの袋から、農薬として登録されているが一般使用は認められていないテルブホスと呼ばれる殺鼠剤の残留物が見つかったという。

南アフリカでは、多くのスパザショップはエチオピアやパキスタン出身者らが経営しており、子どもたちの死亡により外国人を排斥する動きが起きている。

【翻訳編集】AFPBB News

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