王者ドジャース、グラテロル投手が右肩手術 来季前半は絶望的に

米大リーグ（MLB）、ロサンゼルス・ドジャースのブラスダー・グラテロル投手（2024年10月25日撮影）。(c)Harry How/Getty Images/AFP

【AFP＝時事】米大リーグ（MLB）で今季のワールドシリーズを制したロサンゼルス・ドジャースは15日、ブラスダー・グラテロル投手（26）が右肩の手術を受けて少なくとも2025年シーズン前半は絶望的であることを明らかにした。

ベネズエラ出身の右腕であるグラテロルは、14日に右肩の関節唇にメスを入れた。復帰時期は来年の後半になる見通しとなっている。

2020年にもドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献したが、今季は肩の痛みで8月まで負傷者リスト（IL）入りしており、復帰後にはわずか8球でハムストリングを痛めたほか、9月に2週間登板した後に肩の炎症で再び離脱するなど、けがでシーズンの大半を棒に振った。

今季のグラテロルは、レギュラーシーズンでは計7回3分の1を投げて2失点、ロスターに復帰したワールドシリーズでは計3試合で2回3分の1を投げて2安打、1失点、4四球をマークした。

MLBでの計6シーズンでは、通算11勝9敗、148奪三振、防御率2.78を記録している。

【翻訳編集】AFPBB News