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岩屋外相、北朝鮮軍参戦は東アジアにも「極めて大きな」影響 ウクライナ訪問で

AFPBB News / 2024年11月17日 10時52分

ウクライナのアンドリー・シビハ外相(左)と、首都キーウの聖ミハイル大聖堂を訪れた岩屋毅外相(中央、2024年11月16日撮影)。(c)Sergei SUPINSKY/AFP

【AFP=時事】岩屋毅外相は16日、ウクライナの首都キーウでアンドリー・シビハ外相と会談し、北朝鮮軍がウクライナ紛争に参加すれば東アジアの安全保障に「極めて大きな」影響を及ぼすだろうと懸念を表明した。

ここ数週間、北朝鮮がロシアに数千人規模の部隊を派遣したとする情報が飛び交っている。西側諸国とウクライナは、北朝鮮軍がすでにウクライナと国境を接するロシア西部クルスク州で活動していると報告している。

岩屋氏は、北朝鮮軍の派兵について「ウクライナでの現状を一層深刻にさせるだけでなく、東アジアの安全保障に極めて大きな影響を及ぼす」と警告した。

シビハ外相とは、日ウクライナ間で「安全保障をめぐるハイレベル対話」を行い、「情報共有の協力強化」を進める方向で一致したと述べた。



シビハ氏も、北朝鮮軍によるウクライナ紛争への参加は「欧州のみならず、世界の安全保障体制の未来がウクライナに左右されるということの証左だ」と語った。

岩屋氏は、ウクライナ紛争初期にロシア軍が民間人に対する残虐行為を行ったとされるキーウ郊外のブチャも訪問。ウクライナと連帯する日本の立場は変わらないと述べた。

【翻訳編集】AFPBB News

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