コルビ2トライの南アが勝利、イングランドは5連敗 ラグビー

ラグビーテストマッチ、イングランド対南アフリカ。トライを喜ぶ南アフリカのチェスリン・コルビ（手前、2024年11月16日撮影）。(c)JUSTIN TALLIS/ AFP

【AFP＝時事】ラグビーテストマッチが16日、英トゥイッケナムのアリアンツ・スタジアムで行われ、チェスリン・コルビが2トライを決めた世界王者の南アフリカが29-20でイングランドに勝利した。

昨年のW杯フランス大会準決勝以来となる顔合わせで、南アフリカはグラント・ウィリアムス、ピーター・ステフ・デュトイ、コルビがトライを決めて前半を19-17で折り返すと、そのまま22-20とリードして終盤に入り、最後は63分にコルビのトライとハンドレ・ポラードのコンバージョンキックで突き放した。

南アフリカのラシー・エラスムス・ヘッドコーチ（HC）は、内容が反映された点差ではないとしながらも、「トゥイッケナムでの試合で、9点差で勝ったのに内容に満足していないと言うのは傲慢だろう。素晴らしい試合ではなかったが、満足している」と話した。

対するイングランドは、これでテストマッチ5連敗で、今月はニュージーランド戦、オーストラリア戦に続く3敗目。前半にオーリー・スライトホルムとサム・アンダーヒルがトライを決め、後半は大半の時間を敵陣で過ごしたが、規律を欠いて敗れた。

FBフレディ・スチュワードは「規律の乱れが痛かった。今週、ペナルティーを減らそうとみんなで話し合ったが、ペナルティーがあまりにも多く、それが響いた」と嘆いた。

【翻訳編集】AFPBB News