チーフスがビルズに黒星 今季開幕からの連勝が9でストップ

24NFL第11週、バッファロー・ビルズ対カンザスシティ・チーフス。試合後、カンザスシティ・チーフスのパトリック・マホームズ（奥）と言葉を交わすバッファロー・ビルズのジョシュ・アレン（2024年11月17日撮影）。(c)Timothy T Ludwig/Getty Images/AFP

【AFP＝時事】24NFLは17日、第11週の試合が行われ、昨季王者のカンザスシティ・チーフスは21‐30でバッファロー・ビルズに敗れて今季初黒星を喫し、開幕から続いていた連勝が9で止まった。

チーフスが1972年シーズンのマイアミ・ドルフィンズと並ぶパーフェクトシーズンを達成するという話題に終止符が打たれるとともに、ビルズとQBジョシュ・アレンの高い実力を再認識させる結果となった。

リードを奪うも23‐21と追い上げられていたビルズは第4クオーター、フォースダウン残り2ヤードの場面でアレンがボールを持ち運んで26ヤードのラッシングタッチダウンを決め、勝負をものにした。アレンはフットワークやスピードだけでなく、エンドゾーン突入前に二つのタックルをかいくぐる力強さも見せた。

ビルズは過去3年のレギュラーシーズンのチーフス戦で全て勝利を収めているが、ここ4年間のプレーオフではチーフスがビルズを3度下して勝ち上がっている。

ビルズはこれで今季9勝2敗に戦績を伸ばし、第12週の休養を迎える。

一方、ピッツバーグ・スティーラーズはアメリカン・カンファレンス（AFC）北地区のライバルであるボルティモア・レイヴンズを18‐16で下した。スティーラーズは戦績を8勝2敗とし、レイヴンズは7勝4敗で後退している。

デトロイト・ライオンズはQBジャレッド・ゴフが4本のタッチダウンパスを通すなど412ヤードを獲得し、52‐6でジャクソンビル・ジャガーズに大勝。ライオンズと同じナショナル・カンファレンス（NFC）北地区のミネソタ・バイキングスも23‐13でテネシー・タイタンズに勝利した。

シアトル・シーホークスは20‐17でサンフランシスコ・フォーティナイナーズに勝利し、プレーオフ争いに踏みとどまった。両チームはともに今季の戦績を5勝5敗としている。

【翻訳編集】AFPBB News