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西側の香港判決批判は「法の支配を冒涜」 中国政府

AFPBB News / 2024年11月19日 19時21分

香港の西九龍裁判所前で、起訴された民主活動家のポスターを持つ支援者(2021年7月8日撮影)。(c)Anthony WALLACE/AFP

【AFP=時事】中国政府は19日、香港の民主活動家45人に下された判決に対する西側諸国の批判について、「法の支配を冒瀆(ぼうとく)し、踏みにじるものだ」と非難した。

中国・香港の裁判所は同日、2020年に施行された「香港国家安全維持法(国安法)」の下で最大規模となった裁判で有罪とされた民主活動家45人全員に対し、懲役4年2月~10年の量刑を言い渡した。

これに対し、国際社会では即座に非難が巻き起こり、米国やオーストラリア、国際人権団体などは、同法の施行以来、香港における政治的自由が侵害されている証拠だとして強く批判した。

そうした反応に対し、中国外務省の林剣報道官は「一部の西側諸国は、自国の国家安全保障を維持するためには類似した司法手続きを用いている事実を無視し、香港の国安法を適用する裁判所を恣意(しい)的に非難している」と反発。「そうした行為は、法の支配の精神を深刻に冒涜し、踏みにじるものだ」と非難した。

【翻訳編集】AFPBB News

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