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米国に支援削減されればウクライナは「敗北」 ゼレンスキー氏

AFPBB News / 2024年11月20日 14時0分

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領(左)と、ドナルド・トランプ次期米大統領(2024年11月15日作成)。(c)Attila KISBENEDEK and CHARLY TRIBALLEAU/AFP

【AFP=時事】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は19日のFOXニュースのインタビューで、米国に軍事支援を削減されれば、ウクライナは「敗北する」との認識を示した。

ゼレンスキー氏は、「もし(軍事支援を)削減されれば、わが国は敗北するだろう」「われわれは戦う。国内での生産(体制)はあるが、勝利には不十分だ。国家を存続させるには足りないと思う」と述べた。

米国のドナルド・トランプ次期大統領は、2022年にロシアが侵攻を開始して以来、ジョー・バイデン政権がウクライナに数十億ドルを供与してきたことに懐疑的な立場を明確にしている。

トランプ氏は就任後速やかにウクライナ紛争を終わらせると繰り返し主張しているが、その方法については触れていない。



バイデン政権は今週、米国製の長射程兵器によるロシア領内への攻撃をウクライナに容認した。これに対しトランプ氏の陣営は強く批判している。

FOXニュースのインタビューでゼレンスキー氏は、ウクライナと米国の「団結」が「最も重要」だと語った。

さらに、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領よりもトランプ氏は「はるかに強い」ので、影響力を行使して紛争を終結させることができるとも述べた。

「(プーチン氏は)この戦争を終わらせようと思えば終わらせることができるが、それは米国に大きく依存している。プーチン氏は米国よりも弱いからだ」

ロシアが優勢となり、また交渉の話題が増える中、ウクライナには和平合意を急ぎ不利な立場に置かれることへの警戒感がある。

【翻訳編集】AFPBB News

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