元仏代表ビエラ氏 ジェノア新指揮官に就任

サッカーイタリア・セリエA、ジェノアの新監督に就任したパトリック・ビエラ氏（2019年3月31日撮影）。(c)ROMAIN LAFABREGUE / AFP

【AFP＝時事】サッカーイタリア・セリエAのジェノアは20日、元フランス代表MFでイングランド・プレミアリーグのアーセナルなどでプレーしたパトリック・ビエラ氏が、新指揮官に就任すると発表した。

現在リーグ戦で下位に沈むジェノアは、ビエラ氏が「契約締結後、本日午後に最初のトレーニングセッションを指揮する」と述べた。

ジェノアは降格圏とわずか1ポイント差の17位となっており、19日にアルベルト・ジラルディーノ前監督を解任していた。

その後任に就くビエラ氏は1998年のフランスW杯で優勝を果たしており、キャリアの大半を過ごしたアーセナルでは3度のリーグ制覇と2度の国内2冠を達成した。その後はユベントスやインテルでプレーし、インテルでは4度のセリエA制覇を経験。最後はマンチェスター・シティで現役を引退した。

指揮官としては米メジャーリーグサッカー（MLS）のニューヨーク・シティFCや仏ニース、イングランドのクリスタルパレスを率いた。最後に指揮を執った仏RCストラスブールでは、「双方合意」により7月に退任していた。

【翻訳編集】AFPBB News