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ヌービル、初のWRC総合優勝 タナックは痛恨クラッシュ ラリー・ジャパン

AFPBB News / 2024年11月24日 10時15分

世界ラリー選手権第13戦、ラリー・ジャパン3日目。岐阜県恵那市岩村の町中を走行するヒョンデのティエリー・ヌービル(2024年11月23日撮影)。(c)Toshifumi KITAMURA/AFP

【AFP=時事】世界ラリー選手権(WRC)第13戦、ラリー・ジャパンは24日、最終日が行われ、ヒョンデのオット・タナック(エストニア)がこの日最初のステージでクラッシュしてリタイアしたため、同じくヒョンデのティエリー・ヌービル(ベルギー)が36歳にして自身初の総合優勝を決めた。

ラリー・ジャパンを前に総合争いでヌービルを25ポイント差で追いかけていたタナックは、今大会の首位に立っていた。しかし、オープニングステージの終盤に道を外れて木々に突っ込んだため、総合首位のヌービルに追いつくことができなくなった。

これまで5度総合2位に終わっていたヌービルは「正直、驚いた」「今は何と言っていいか分からないが、僕らはこれに値すると思う。とても挑戦的な1年で、かなり厳しかった」と述べた。



一方でヌービルはマニュファクチャラー選手権獲得に向けても「失うものは何もないから全力で行く。マニュファクチャラータイトルを狙う。みんなもそれを望んでいる」と続けた。

ヒョンデはマニュファクチャラー争いでトヨタに15ポイント差をつけてラリー・ジャパンを迎えたが、タナックのリタイアによってそのチャンスが危うくなっている。

【翻訳編集】AFPBB News

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