マンC、スパーズに大敗で公式戦5連敗 アーセナルは5戦ぶり白星

24-25イングランド・プレミアリーグ第12節、マンチェスター・シティ対トッテナム・ホットスパー。得点機を逃し悔しがるマンチェスター・シティのフィル・フォーデン（2024年11月23日撮影）。(c)Paul ELLIS/ AFP

【AFP＝時事】24-25イングランド・プレミアリーグは23日、第12節の試合が行われ、マンチェスター・シティは0-4でトッテナム・ホットスパーに大敗して公式戦5連敗を喫し、リーグ優勝に向けてさらなる痛手を負った。一方、アーセナルはリーグ5試合ぶりの白星を挙げた。

シティはこれでホーム無敗記録が52試合で終わり、チームをプレミア4連覇に導いたジョゼップ・グアルディオラ監督は、契約延長からわずか2日後に苦しい状況に追い込まれた。試合前には、先月バロンドールを受賞したロドリを祝福する盛大なセレモニーが行われたが、良い雰囲気は長くは続かず、膝の負傷でシーズン絶望となったロドリの存在の大きさを痛感させられる試合となった。

「こんな状況はこの8年間で初めてだ」としたグアルディオラ監督は、「状況を打破するためにも、特に次の試合に勝たなくてはいけない。今は一つの見方をしているが、数週間後には別の見え方ができているかもしれない」と話し、「たくさん勝つ方が負けるよりも良いが、受け入れる。前に進んで乗り越えたい」と付け加えた。

リーグ3連敗のシティは、24日にサウサンプトン戦を控える首位リバプールを勝ち点5差で追いかけている。来週末にはそのリバプールとの敵地での直接対決が待っており、敗北すればタイトル獲得は大きく遠のく。

対するスパーズ（トッテナムの愛称）はジェームズ・マディソンが開始20分までに2得点すると、ペドロ・ポロが後半早々にリードを広げ、最後は後半アディショナルタイムにブレナン・ジョンソンのゴールで圧勝劇を締めくくった。チームはこれで暫定6位に浮上した。

アーセナルはノッティンガム・フォレストに3-0で快勝した。直近4試合は未勝利だったが、マルティン・ウーデゴールの復帰が大きな後押しとなり、15分にウーデゴールのアシストからブカヨ・サカのゴールで先制すると、後半もトーマス・パルテイの得点とイーサン・ヌワネリのプレミア初ゴールが決まった。

アーセナルはこれで勝ち点を22に伸ばし、同日レスター・シティを2-1で下したチェルシーと同じ勝ち点22で並んだが、得点数で上回るチェルシーが3位を維持している。

ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCは三笘薫のゴールなどでボーンマスに2-1で勝利し、5位に浮上した。

【翻訳編集】AFPBB News