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クラシコでバルサ選手に人種差別 3人を逮捕

AFPBB News / 2024年11月24日 11時6分

24-25スペイン1部リーグ第11節、レアル・マドリード対FCバルセロナ。3点目のゴールを喜ぶFCバルセロナのラミネ・ヤマル(右)とラフィーニャ(2024年10月26日撮影)。(c)Pierre-Philippe MARCOU / AFP

【AFP=時事】スペイン警察は23日、サッカー同国1部リーグのFCバルセロナに所属するラミネ・ヤマルとアレハンドロ・バルデに対する人種差別に関与したとして、3人のサッカーファンを逮捕した。

容疑者の成人2人と未成年1人は、10月にバルセロナが4-0でレアル・マドリードに勝利した伝統の一戦「エル・クラシコ(El Clasico)」の試合中に、「2人のサッカー選手の尊厳と道徳的な完全性を損なう外国人排斥的な発言をした」容疑で逮捕された。

試合後、バルセロナの選手たちに対する人種差別行為の動画がソーシャルメディア上に公開された。17歳のヤマルは、クラシコ史上最年少得点者となった後のゴールセレブレーションの最中に標的にされた。



3人の容疑者は携帯電話やテレビ映像から特定されている。

スペインサッカーは国内スタジアムでの人種差別との闘いに苦しんでいる。

レアルのビニシウス・ジュニオールは2018年にスペインに来て以降、何度も侮辱の標的にされており、その闘いの象徴的な存在となっている。

ビニシウスは2023年5月、敵地で暴言を受けた後にバレンシアのサポーターと対峙(たいじ)し、世界中から支持を得た。この件では今年6月、バレンシアのサポーター3人に禁錮8月の有罪判決が言い渡されている。

【翻訳編集】AFPBB News

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