チーフスとライオンズが10勝到達、カウボーイズは連敗ストップ

24NFL第12週、カロライナ・パンサーズ対カンザスシティ・チーフス。終了間際にスペンサー・シュレーダー（左から2人目）が決めた決勝FGを喜ぶカンザスシティ・チーフスの選手（2024年11月24日撮影）。(c)GRANT HALVERSON/GETTY IMAGES NORTH AMERICA/AFP

【AFP＝時事】24NFLは24日、第12週の試合が行われ、王者カンザスシティ・チーフスは30-27でカロライナ・パンサーズから何とか勝利を収めると、デトロイト・ライオンズはインディアナポリス・コルツを24-6で圧倒した。チーフスとライオンズはこれで今季の成績をリーグ最高の10勝1敗に伸ばした。

QBパトリック・マホームズが3本のタッチダウンパスを通して269ヤードを獲得したチーフスは、この試合最後のプレーでスペンサー・シュレーダーが31ヤードの決勝フィールドゴール（FG）を蹴り込み、敵地での勝利を飾った。前週バッファロー・ビルズに今季初黒星を喫したチーフスだが、この白星で10シーズン連続となるシーズン10勝到達を果たしている。

ライオンズはランで90ヤードを稼いだジャミア・ギブスが2タッチダウン、デビッド・モンゴメリーが1タッチダウンを記録し、9連勝を飾った。10勝1敗は1934年シーズンの球団タイ記録に並んでいる。

ダラス・カウボーイズは、終盤の約5分間で両チーム合わせて38点を奪い合う大荒れの展開を制し、34-26でワシントン・コマンダーズを下して連敗を5で止めた。

また、セークワン・バークリーが今季最多、NFL史上でも9位となる1試合255ヤードのランに加えて2タッチダウンを記録したフィラデルフィア・イーグルスは、37-20でロサンゼルス・ラムズを撃破。ミネソタ・バイキングスも30-27でシカゴ・ベアーズを下し、勝った両チームは戦績を9勝2敗とした。

【翻訳編集】AFPBB News