バイデン氏、トランプ氏就任式に出席へ

米ホワイトハウスの大統領執務室で会談するジョー・バイデン大統領（右）とドナルド・トランプ次期大統領（2024年11月13日撮影）。（c）SAUL LOEB/AFP

【AFP＝時事】米ホワイトハウスは25日、ジョー・バイデン大統領は来年1月に行われるドナルド・トランプ次期大統領の就任式に出席すると発表した。2021年のバイデン氏の就任式をトランプ氏は欠席したにもかかわらず、出席は「民主主義的価値へのコミットメント」を示すものだとしている。

トランプ氏は、前回大統領選でのバイデン氏の勝利は不正によるものだとの虚偽の主張をし、支持者による議会議事堂襲撃を招いた揚げ句、バイデン氏の就任式への出席を拒否した。

アンドリュー・ベイツ大統領副報道官は大統領専用機「エアフォースワン」の機内で記者団に対し、「大統領は誰が選挙で勝とうと就任式には出席すると約束している」と指摘。「彼（バイデン氏）とファーストレディーは約束を守り、就任式に出席する予定だ」と語った。

その上で、「秩序ある効果的な（政権）移行を引き続き行う中で、大統領は（式への出席について）民主主義的価値と民意尊重へのコミットメントを示す重要な表明と考えている」と話した。

【翻訳編集】AFPBB News