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トランプ氏、中国・メキシコ・カナダに高率関税へ

AFPBB News / 2024年11月26日 13時31分

2020年米大統領選の集会で演説するドナルド・トランプ前大統領。ノースカロライナ州で(2020年10月21日撮影)。(c)SAUL LOEB/AFP

【AFP=時事】ドナルド・トランプ次期米大統領は25日、メキシコ、カナダ、中国からの輸入品に高率の関税を課す大統領令に署名する方針を明らかにした。違法薬物や移民の流入への対応だとしている。

トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、メキシコとカナダからのすべての輸入品に25%の関税を課す方針を表明。中国にも10%の追加関税を課すと述べた。来年1月20日の就任後直ちに大統領令に署名するとしている。

トランプ氏は中国に対する追加関税は、オピオイド系鎮痛剤「フェンタニル」の密輸に対処してこなかったことへの対応だとしている。

関税はトランプ氏の経済政策の重要な柱であり、大統領選中から同盟国、敵対国を問わず広範な関税を課すと公約していた。第1次トランプ政権は中国、メキシコ、カナダ、さらに欧州を標的とした攻撃的かつ保護主義的な貿易政策が特徴だった。



トランプ氏は次期政権で、通商政策を担う商務長官に対中強硬派のハワード・ラトニック氏を指名すると表明している。

ラトニック氏は、中国製品に対する60%の関税、その他すべての輸入品に対する10%の関税を支持する姿勢を示している。

【翻訳編集】AFPBB News

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