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マスク氏、有人戦闘機は「時代遅れ」 無人機との置き換え提言

AFPBB News / 2024年11月26日 17時55分

イーロン・マスク氏(2024年10月27日撮影)。(c)ANGELA WEISS/AFP

【AFP=時事】ドナルド・トランプ次期米大統領に「政府効率化省(DOGE)」のトップに指名された実業家のイーロン・マスク氏は25日、有人戦闘機を批判し、空中戦の未来は無人機(ドローン)にあると主張した。

「ドローン全盛の今のご時世、有人の戦闘機は時代遅れ。パイロットが死ぬだけだ」と、マスク氏は自身が経営するX(旧ツイッター)に書き込んでいる。

2015年に運用が開始された米ロッキード・マーティン開発の第5世代のステルス戦闘機F35を名指しし、「一方で、F35のような有人戦闘機をいまだに造っているばかがいる」と述べ、空中で編隊を組むドローン数百機の映像を投稿した。

「F35の設計は要件レベルで破綻している。あまりに多くの人から、いろいろ詰め込むように要求されていたからだ」とし、「高価で複雑な万能型だが、際立った特徴は何もない」と酷評した。



一方、スイス連邦工科大学チューリッヒ校の研究者、マウロ・ジリ氏はXで、「F35が高価なのはソフトウエアと電子機器の費用のせいで、有人機だからではない」と指摘。

「再利用可能な無人機も、F35のような派手な電子機器を搭載する必要がある」と述べている。

【翻訳編集】AFPBB News

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