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中国企業とリチウム生産施設建設で合意 ボリビア

AFPBB News / 2024年11月27日 11時28分

ボリビア・ウユニ塩湖に建設された、同国初の国営炭酸リチウム工場の航空写真(2023年12月15日撮影、資料写真)。(c)JORGE BERNAL/AFP

【AFP=時事】ボリビアは26日、中国の企業連合CBCとの間で、ボリビア南西部に炭酸リチウム生産施設を2か所建設する契約に調印したと発表した。契約額は10億ドル(約1500億円)。

CBCには、リチウム電池生産で世界最大手の寧徳時代新能源科技(CATL)の子会社が参画している。

ボリビア・リチウム公社(YLB)によると、建設予定地はウユニ塩湖で、年産能力1万トンと2万5000トンの施設が設置される予定。

リチウムは「白い金」と呼ばれ、電気自動車(EV)や携帯電話のバッテリー製造で重要な役割を果たす。ボリビアは、世界最大のリチウム埋蔵量を誇る。

ルイス・アルセ大統領は26日に行われた契約調印式で、生産施設新設によりボリビアが「リチウムの国際価格を決定する上で非常に重要なプレーヤーになる道が開かれた」と述べた。

YLBは昨年、ロシア企業ウラニウム・ワン・グループとの間でも、ウユニ塩湖に9億7000万ドルを投じてリチウム抽出施設を建設する計画で合意している。

【翻訳編集】AFPBB News

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