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衣類に覚せい剤染み込ませ密輸試み 男を訴追 米当局

AFPBB News / 2024年11月27日 11時51分

米ロサンゼルス国際空港で押収された、メタンフェタミンを染み込ませた牛の着ぐるみ風のつなぎ(2024年11月6日撮影)。(c)AFP PHOTO / US DEPARTMENT OF JUSTICE / HANDOUT

【AFP=時事】米司法当局は26日、牛の着ぐるみ風のつなぎ服に覚せい剤のメタンフェタミンを染み込ませて機内に持ち込み、密輸を試みた容疑者を訴追したと明らかにした。スーツケースには同様の衣類が多数詰め込まれていたという。

メタンフェタミンを流通目的で所持していたとして訴追されたのは、カリフォルニア州ノースリッジ在住のラジ・マハル容疑者(31)。

司法省によれば、同容疑者(31)はロサンゼルス国際空港でオーストラリア・シドニー行きの便にスーツケース2個を機内に持ち込むために搭乗手続きを行った。

その際、X線検査で不審に思った税関職員がスーツケースを開けたところ、牛の着ぐるみ風のつなぎを含む十数点の衣類が、白い残留物で覆われ、乾燥してごわごわになっていた。



検査の結果、衣類はメタンフェタミンの溶液に浸して乾燥させたもので、生地の中に計1キロ以上の薬物が含まれていることが判明した。

連邦検察官のマーティン・エストラーダ氏は、「麻薬の密売人は違法な利益を追求して危険な薬物を密輸するため、次々に創造的な方法を考え出す」と指摘している。

【翻訳編集】AFPBB News

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