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約1200万年前のワニの化石公開 ペルー

AFPBB News / 2024年11月28日 17時42分

ペルー・リマで公開された、1000万〜1200万年前の海生ワニの幼体の化石(2024年11月27日撮影)。(c)Ernesto BENAVIDES/AFP

【AFP=時事】ペルーで27日、同国の砂漠で発見された1000万〜1200万年前の海生ワニの幼体の化石が公開された。

英名「fish-eating crocodile(魚を食べるワニ)」で、ガビアルと呼ばれるワニの化石は、全長約3メートル。2023年末、首都リマの南方約350キロにあるオクカヘ砂漠で完璧な状態で発見された。

脊椎動物古生物学者で、化石の復元を主導したマリオ・ガマラ氏は会見で、「この種の幼体を発見したのは初めてだ」と述べ、「つまり、成長しきる前に死んだということになる」と説明した。

頭蓋骨と顎は、現代のワニとは異なっていると指摘。

「細長い口吻(こうふん)を持ち、もっぱら魚を主食としていた」とし、「現存する近縁種はインドガビアルと考えられる」と付け加えた。

【翻訳編集】AFPBB News

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