25年サッカー女子ユーロのマスコット「マドリ」お披露目 スイス

2025年サッカー女子欧州選手権の大会マスコット「マドリ」とポーズをとるスイスの元選手マドレーヌ・ボル氏（左、2024年11月29日撮影）。(c)Fabrice COFFRINI / AFP

【AFP＝時事】2025年に行われるサッカー女子欧州選手権の開催国スイスで29日、セントバーナードの子犬がモチーフの大会マスコット「マドリ（Maddli）」がお披露目された。マスコットはジュネーブの主要鉄道駅で子どもたちと交流した後、市内を散策した。

欧州サッカー連盟（UEFA）は、マスコットのモデルについて「セントバーナードはスイスの有名な救助犬で、その勇敢さ、穏やかな性格、そしてアルプスの過酷な環境下における人命救助のミッションを手助けする能力に優れている」と説明した。

スイスにおける女子サッカーのパイオニア的存在で、マスコットの名前の由来となったマドレーヌ・ボル氏もこの日、マドリと一緒に写真撮影に臨んだ。

2025年の女子欧州選手権は来年7月2日から27日まで開催され、計16か国が出場する。現時点では開催国スイスを筆頭に、前回覇者イングランド、デンマーク、フランス、ドイツ、アイスランド、イタリア、オランダ、そしてスペインの9チームの出場が確定している。

残り七つの枠は14チームによるプレーオフで決まり、大会の組み合わせ抽選は12月16日にローザンヌで行われる。

【翻訳編集】AFPBB News