ロンドン・ファッションウィーク、革使用を禁止 主要コレクションで初

ロンドン・ファッションウィーク、2025年春夏コレクションに登場したモデル（2024年9月15日撮影、資料写真）。(c)HENRY NICHOLLS / AFP

【AFP＝時事】英国ファッション協会は29日、ロンドン・ファッションウィークの参加ブランドに対し、ヘビやワニなどのエキゾチックアニマルの革の使用を禁止する方針を発表した。こうした取り組みは、世界四大コレクションの中で初めて。

英国ファッション協会は、「ロンドン・ファッションウィークでは、リアルファー（本物の毛皮）やエキゾチックアニマルの革を使用しているブランドの参加は認められない。デザイナーには、この参加条件への同意を求める」と表明している。

ロンドン・ファッションウィークでは2018年以降、ランウェイからリアルファーが一掃されているが、エキゾチックアニマルの革を使用した作品は披露を許されていた。

他の主要コレクション、パリ、ニューヨーク、ミラノ・ファッションウィークが同様の措置を講じるかどうかは今のところ分かっていない。

英国ファッション協会は、次に検討するべき問題は羽毛の使用についてだと主張。

「ランウェイで披露される羽毛を使った作品をめぐるわれわれの取り組みについて、デザイナーを含め、ファッション業界と積極的に協議している」と説明している。

【翻訳編集】AFPBB News