ハッサンとテボゴが年間最優秀選手に 陸上

ワールドアスレティックスの年間表彰で、女子の最優秀選手に選出されたオランダのシファン・ハッサン（2024年12月1日撮影）。(c)FREDERIC DIDES/ AFP

【AFP＝時事】ワールドアスレティックス（世界陸連）は1日、モナコで年間最優秀選手を発表し、女子は中長距離のシファン・ハッサン（オランダ）、男子は短距離のレツィレ・テボゴ（ボツワナ）が選出された。

ハッサンは今夏のパリ五輪で、7日間の間に5000メートルと1万メートルで銅メダル、マラソンでは世界記録保持者のティギスト・アセファ（エチオピア）を3秒差で抑えて金メダルを獲得。その活躍を評価され、競技場外種目の部門でも最優秀選手となった。

テボゴは、パリ五輪の男子200メートルでケネス・ベドナレクや優勝候補のノア・ライルズといった米国勢を破り、アフリカ選手として初めて同種目を制した。テボゴはトラック部門賞も受賞している。

授賞式では、昨年に競技場外種目の男子最優秀選手に輝いたマラソンの世界記録保持者ケルビン・キプタム選手をしのぶ時間が設けられた。キプタム選手は今年2月に交通事故で命を落とした。

【翻訳編集】AFPBB News