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中国、リトアニアの大使館職員追放に「対抗措置」警告

AFPBB News / 2024年12月2日 18時29分

デンマーク・スウェーデン間のカテガット海峡に停泊する中国船「伊鵬3号」(2024年11月20日撮影)。(c)Mikkel Berg Pedersen / Ritzau Scanpix / AFP

【AFP=時事】中国政府は2日、リトアニアが中国代表事務所の外交官3人を追放したことを受け、「対抗措置」を取る可能性があると警告した。リトアニアと台湾の関係や、バルト海の海底ケーブル損傷に中国船の関与が疑われていることなどから、両国の関係は悪化している。

先月、バルト海のスウェーデン領海内で、リトアニアへ向かうものを含む通信ケーブル2本が断線した。切断1件をめぐっては、当時、周辺を航行していたことが追跡サイトで確認されている中国船「伊鵬3」の関与が疑われている。

リトアニア外務省は先月30日、中国の外交官3人を「好ましくない人物」として国外追放処分にした。国外追放処分とした理由については、「ウィーン条約とリトアニア法に違反する活動」と主張するにとどめた。



中国外務省の報道官は2日、「この無謀で挑発的な措置を強く非難し、断固拒否する」と声明で発表。さらに「リトアニアに対し、中国の主権と領土の一体性を損なう行為を直ちに停止し、2国間関係に困難をもたらすことをやめるよう求める」と述べた。

両国の関係は、リトアニアが台湾に事実上の大使館開設を許可した2021年以降、緊張した状態となっている。

中国側は2日の声明でも、リトアニアは「一つの中国という原則に深刻に違反している」と非難した。

【翻訳編集】AFPBB News

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