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西側が停戦望むのは、ウクライナ再武装の「時間稼ぎ」 ロシア外相

AFPBB News / 2024年12月3日 11時20分

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相(2024年11月18日撮影)。(c)Ludovic MARIN/AFP

【AFP=時事】ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は2日、西側諸国がウクライナ紛争の停戦を望んでいるのは、ウクライナを高性能兵器で再武装させる時間を稼ぐためだと批判した。

先月の米大統領選でドナルド・トランプ前大統領が勝利したことを受け、3年近く続くウクライナ紛争の停戦あるいは和平交渉に向けた議論が前面化している。

ラブロフ氏はモスクワで行ったハンガリーのシーヤールトー・ペーテル外務貿易相との共同会見で、西側諸国が「停戦について話し始めたのは、ウクライナに休息を与え、最新の長距離兵器で再武装させるためだ」と主張。「当然ながら、これは平和への道ではない」と続けた。

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は停戦の条件として、ウクライナ東部および南部の割譲を公然と要求している。



一方、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は領土を割譲した上での和平を繰り返し否定している。1日には、ロシアと交渉に入る前に、北大西洋条約機構(NATO)からの安全保障と、自衛のためのさらなる兵器が必要だと述べた。

【翻訳編集】AFPBB News

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