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ヒズボラが停戦後初の攻撃、イスラエルも数十か所空爆

AFPBB News / 2024年12月3日 14時24分

レバノン南部の村で、破壊された建物に掲げられたイスラエルの旗と、がれきに書かれたレバノンの旗(2024年11月25日撮影、資料写真)。(c)Jalaa MAREY/AFP

【AFP=時事】イスラエル軍が2日、レバノンの南部の村々を空爆し、9人が死亡した。同国保健当局が発表した。イスラエル軍は、イスラム教シーア派組織ヒズボラによる攻撃への報復として、同組織の拠点数十か所を空爆したと主張している。

イスラエルとヒズボラは、先月27日未明に発発効した停戦に違反したとして互いに相手方を非難している。

イスラエル軍は声明で、「レバノン各地のヒズボラのテロリスト、数十基の発射装置、テロインフラを攻撃した」と述べ、「責任を果たし、ヒズボラの敵対行為を阻止するようレバノン側に求める」とした。

レバノンの保健省は、この攻撃により9人が死亡、3人が負傷したことが報告されていると発表した。



これより前にヒズボラは、イスラエルとレバノンの係争地「シェバア農場」のイスラエル陣地を攻撃したと発表。一方のイスラエル軍も、ヒズボラがドブ山地域にあるイスラエル軍基地に向けて2発の砲弾を発射したと述べた。イスラエルでは、シェバア農場をドブ山と呼んでいる。

ヒズボラによる攻撃後、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は「重大な違反」と非難し、「強力に対応する」とした。

【翻訳編集】AFPBB News

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