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45歳・稲本潤一が現役引退 日本人初のプレミアリーガー

AFPBB News / 2024年12月4日 16時46分

イングランド・プレミアリーグ、フラム時代の稲本潤一(2002年8月27日撮影)。(c)Adrian DENNIS/AFP

【AFP=時事】サッカー元日本代表で、日本人として初めてイングランド・プレミアリーグに出場したMF稲本潤一(45)が4日、現役引退を発表した。


稲本は2001年にアーセナルに加入し、その後移籍先のフラムでプレミアデビューを果たした。プレミアリーグでは他にウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)でもプレーした。


2002年の日韓W杯では、日本代表にとってW杯初勝利となったロシア戦で得点するなど2ゴールを決め、ヒーローになった。日本代表では通算82試合に出場した。


その後はトルコやドイツ、フランスのクラブを経て2010年から日本に戻り、現役最後の数年は人気漫画「キャプテン翼」の作者が代表を務める南葛SC(5部リーグ相当)でプレーした。




稲本は会見で「もちろんやっている環境で言うと、アーセナルと南葛SCでは全然違う。けど、サッカーはボールは一つ。サッカーというスポーツに関しては全く変わりはない」と話した。


プレミアリーグへの対応には苦しみ、1年のみの在籍となったアーセナルではカップ戦数試合に出場するにとどまった。


だが、日本代表が初の決勝トーナメントに進出した日韓W杯での大活躍が評価され、フラムで再チャレンジの機会を得た。


稲本は日韓W杯での試合をきっかけに「自分の名前が世界に知ってもらえた」と振り返り、「あのゴールのインパクトはすさまじいものがあった」と語った。

【翻訳編集】AFPBB News

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