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米不動産業界の「勝ち組」兄弟、性的人身売買で訴追

AFPBB News / 2024年12月12日 11時19分

米ニューヨーク・マンハッタンの摩天楼(2024年11月9日撮影、資料写真)。(c)Leonardo Munoz/AFP

【AFP=時事】米ニューヨーク南部地区連邦地検は11日、不動産会社創設者の兄弟3人を性的人身売買の罪などで訴追した。3人は高級不動産を扱う業界での自分たちの知名度を利用し、長年にわたり女性に性的暴行を働いていたとみられている。

米国メディアによれば、タル・アレクサンダー容疑者(38)とオーレン・アレクサンダー容疑者(37)は、フロリダ州マイアミとニューヨークにオフィスを構える不動産会社オフィシャルの創設者。オーレン容疑者の双子の兄弟、アロン・アレクサンダー容疑者(37)は、一族が経営する民間警備会社で働いていた。

3人は豪華な宿泊施設に泊まれるなどと偽り、「詐欺、強制」により性的人身売買に関与し、さらにイベントやパーティーに誘った数十人の女性に薬物を投与して性的暴行やレイプを行ったとされている。



検察によると、こうした暴行は少なくとも2010年から2021年まで続けられていた。

タル容疑者とオーレン容疑者は2年前、マンハッタンにある2230平方メートルのペントハウスを2億3400万ドル(約360億円)で販売するなど、不動産業界で羽振りを利かせた勝ち組として米紙ニューヨーク・タイムズにも紹介されていた。

【翻訳編集】AFPBB News

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