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メルクス氏「補助輪つけないと」 転倒し股関節手術 自転車の名選手

AFPBB News / 2024年12月12日 12時41分

現役時代のエディ・メルクス氏(1974年7月21日撮影)。(c)STAFF / AFP

【AFP=時事】サイクリング中に転倒して股関節を骨折した自転車ロードレースの名選手エディ・メルクス氏(79)が、人工股関節置換手術を受け、「完全な回復が見込まれている」ことが分かった。手術を担当した病院が11日に発表した。早ければ数週間以内に再び自転車にも乗れるようになるという。

病院によれば、メルクス氏は同日中にリハビリを開始し、「すぐに手術した側の脚に体重を乗せられる可能性もある」。

ツール・ド・フランスで5度の総合優勝を誇るメルクス氏は、ベルギー紙ヘット・ラーツテ・ニウスの取材で「これからは補助輪をつけて走らないと」とジョークを飛ばした。

メルクス氏は9日に母国ベルギー北部のメッヘレンで転倒した。「後輪が突然滑り、股関節を打って立ち上がれなくなった」「幸い通行人がいたが、そうでなければ大惨事になっていた。本当に怖かった」と明かし、術後は痛みも良くなってきていると語った。



メルクス氏はツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリアでそれぞれ5度、ブエルタ・ア・エスパーニャでも1度の総合優勝を成し遂げ、史上最高のロードレース選手とみなされている。

2019年の秋にもサイクリング中に激しく転倒し、数日間の入院を余儀なくされたことがあった。

【翻訳編集】AFPBB News

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