イスラエルのバス銃撃され少年死亡 ヨルダン川西岸

ヨルダン川西岸ベツレヘム近郊の検問所近くの銃撃現場をパトロールするイスラエル治安部隊（2024年12月12日撮影）。(c)AHMAD GHARABLI / AFP

【AFP＝時事】イスラエルが占領するパレスチナ自治区ヨルダン川西岸で11日夜、イスラエルのバスに向けて武装した男が発砲し、12歳の少年を殺害した。このほか3人が負傷した。同国軍と医療関係者が明らかにした。

銃撃はエルサレムの南に位置する、ベツレヘム近郊の「トンネル」と呼ばれる検問所で、同日午後11時半ごろに起きた。

エルサレム西部のハダサ病院は、「銃撃を受け重体となって搬送された少年は集中的な蘇生処置の末、死亡した」と発表。

ベツレヘム近郊の入植地ベイタルイリットの当局は、少年は家族と共に、同地を出発したバスに乗ってエルサレムに帰宅中だったと明らかにした。

軍は、「治安部隊はテロリストを追跡し、検問所を設置し、ベツレヘム周辺を包囲している」と発表した。

【翻訳編集】AFPBB News