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ロシア、トランプ氏を称賛「完全に立場一致」

AFPBB News / 2024年12月14日 9時41分

ドナルド・トランプ米大統領(左、肩書は当時)とロシアのウラジーミル・プーチン大統領(2018年7月16日撮影)。(c)Yuri KADOBNOV/AFP

【AFP=時事】ロシア大統領府(クレムリン)は13日、ドナルド・トランプ次期米大統領がウクライナによる米供与の長射程兵器でのロシア領攻撃に反対したことはロシアの立場と「完全に一致している」と称賛した。

3年近く続くウクライナ紛争は、来年1月のトランプ氏の就任を前に激化。停戦交渉の臆測が高まる中、ロシア・ウクライナ両陣営が戦場で優位に立とうとしている。

ロシアは13日未明、氷点下の冷え込みとなる中、ウクライナの電力網を標的に過去最大規模のミサイル攻撃を実施した。ロシア南部の飛行場が今週、米国製長射程兵器による攻撃を受けたことへの報復だと主張している。

クレムリンのドミトリー・ペスコフ報道官は、ウクライナによる米国製地対地ミサイル「ATACMS(エイタクムス)」の使用には対応すると警告した後、同ミサイルでのロシア領深部への攻撃を「愚かな」考えだと批判したトランプ氏を称賛。



「トランプ氏の声明は、紛争激化の原因に対するわれわれの立場、見解と完全に一致している」「われわれは感銘を受けた。事態をエスカレートさせている原因について、トランプ氏が正確に理解しているのは明らかだ」と述べた。

ロシア側は、西側諸国がウクライナに武器を供与していることに猛反発。ウクライナが西側製兵器を使うことで、北大西洋条約機構(NATO)加盟国はウクライナ紛争の直接の当事者になっていると主張している。

【翻訳編集】AFPBB News

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