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韓国大統領「しばし立ち止まる」、謝罪はせず 弾劾訴追案可決受け談話

AFPBB News / 2024年12月15日 10時0分

国民に向けて演説する尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領。大統領府提供(2024年12月14日撮影、公開)。(c)Handout/AFP/South Korean Presidential Office/AFP

【AFP=時事】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は14日、戒厳令をめぐる自身の弾劾訴追案が可決されたのを受け、談話を発表した。伊氏は「しばらく立ち止まる」としながら、「非常戒厳」を宣布したことついては謝罪しなかった。

尹大統領の弾劾を求める議案の採決には、国会議員300人が出席。賛成204票、反対85票で議案は可決された。棄権は3票、無効8票だった。

憲法裁判所が弾劾の可否を審理する間、尹大統領は職務停止となり、韓悳洙(ハン・ドクス)首相が権限を代行する。

憲法裁判所は180日以内に判断を下す必要があり、文亨培(ムン・ヒョンベ)憲法裁判所長代理は「迅速かつ公正な裁判」を行うと表明した。

弾劾訴追案の可決後、野党「共に民主党」の朴賛大(パク・チャンデ)院内代表は「偉大な国民の勝利だ」と歓迎した。



韓首相は国民に向けた演説で、「現在の状況に対する重い責任を深く認識している」として、「国民に心から謝罪する」と述べた。

韓首相は「今、最も重要なのは国政運営にわずかな空白も生じてはならないことだ」とし、14日夜に国家安全保障会議(NSC)を開催した。

【翻訳編集】AFPBB News

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