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韓国憲法裁、尹大統領の弾劾審判手続き開始

AFPBB News / 2024年12月16日 13時1分

韓国・尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の弾劾審判へ向けた手続き開始を前に、憲法裁判所前にバリケードを設置する警官(2024年12月16日撮影)。(c)JUNG YEON-JE/AFP

【AFP=時事】韓国の憲法裁判所は、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の弾劾訴追案可決を受けて16日、弾劾審判に向けた手続きに入った。

韓国国会は14日、尹氏の「非常戒厳」宣布は憲法違反だとして、野党が提出した2度目の弾劾訴追案を可決。これにより、尹氏は職務停止となった。大統領権限は、韓悳洙(ハン・ドクス)首相が代行している。

憲法裁は6か月以内に弾劾の妥当性を判断する。尹氏が罷免された場合は、その後2か月以内に大統領選が行われることになる。

今月3日の非常戒厳宣布に関する尹氏と側近らに対する捜査は混乱の中、進められている。聯合ニュースによると、検察当局は15日、尹氏に対し、内乱の疑いで出頭を求めたが「応じなかった」ため、16日に再度要請する構えだ。



一方、韓国与党「国民の力」の韓東勲(ハン・ドンフン)代表は16日、辞任の意向を表明した。

韓氏はテレビ放送された記者会見で「『国民の力』党首を辞任する」「今回の非常戒厳で苦しんでいるすべての国民に心から申し訳なく思う」と謝罪した。

【翻訳編集】AFPBB News

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