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シリア旧反体制派は「解体」へ 制裁解除を西側に要請 HTS指導者

AFPBB News / 2024年12月17日 12時5分

シリアの旧反体制派を主導するタハリール・アルシャーム機構(HTS)の指導者、アブ・ムハンマド・ジャウラニ氏(中央、2024年12月8日撮影)。(c)Aref TAMMAWI / AFP

【AFP=時事】シリアのバッシャール・アサド政権打倒を主導した旧反体制派タハリール・アルシャーム機構(HTS)の指導者アブ・ムハンマド・ジャウラニ氏は16日、内戦で荒廃した同国の旧反体制派は今後「解体」され、戦闘員は国防省の指揮下に置かれるとする一方、西側諸国に対しては、難民の帰還に向けて制裁解除を呼び掛けた。

ジャウラニ氏はHTSのテレグラムチャンネルで、すべての旧反体制派勢力は解体され、「戦闘員は訓練を受け、国防省の部隊に加わる」と説明。「全員が法の支配下に置かれることになる」と述べた。

また、さまざまな少数民族や宗教が混在するシリアにおける団結の必要性を強調。内戦以前の人口の約3%を占めていたシーア派イスラム教徒の一派、ドゥルーズ派に対しても同調を呼び掛けた。



ジャウラニ氏は英国の外交団との2回目の会合で、英政府との関係回復の重要性を訴えたとも説明。

HTSのテレグラムチャンネルでの報告によれば、「シリア難民が帰国できるようにするため、シリアに科されたすべての制裁」を終わらせる必要があると訴えた。

【翻訳編集】AFPBB News

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