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欧州SL構想、96チームの新大会計画を提出 大会名も改称

AFPBB News / 2024年12月18日 12時11分

スイスのニヨンにある欧州サッカー連盟(UEFA)の本部(2016年4月6日撮影、資料写真)。(c)FABRICE COFFRINI/ AFP

【AFP=時事】サッカーの欧州スーパーリーグ構想の実現を目指すA22スポーツ・マネジメントは17日、大会名を「ユニファイリーグ」と改め、国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)に対して「正式承認」を求めたことを明らかにした。

A22は、さまざまなリーグ、クラブ、その他の関係者と話し合った上で提案を送付したと発表。参加資格のシステムを国内での成績を基準とする形に見直した他、96チームを4つのリーグに分けて9月から4月にかけて試合を行い、その後に8チームによる決勝トーナメントを設ける計画を提出した。

A22は、昨年の欧州司法裁判所(ECJ)の判決を引き合いに出し、「包括的かつ成績に基づく出場資格を定め、サッカー界全体の年間スケジュールに準拠したものであれば、大会を公式に設立できる」と主張した。



試合は配信プラットフォームを通じて無料中継するとした。A22は、関係者との話し合いを通じて、「ファンのサブスクリプション費用の増加」などが緊急の課題として浮上したと述べている。

スーパーリーグ構想については、2021年に12のビッグクラブが参加を表明すると、ファンからの激しい反発を呼び、UEFAも参加チームと選手を主要大会から締め出す可能性があると警告。すぐに大半のクラブが撤退してプロジェクトは崩壊したが、レアル・マドリードとFCバルセロナは依然としてスーパーリーグを強力に支持している。

欧州司法裁判所は昨年、UEFAが「支配的地位」を乱用してスーパーリーグを封殺したことは、EU法に対する違反だとの判決を下したが、A22がこの判決を利用して64チームによる新しい計画を発表した際も、反応は冷たかった。

【翻訳編集】AFPBB News

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