レアルがパチューカ圧倒 インターコンチネンタル杯制覇

サッカーインターコンチネンタルカップ決勝、レアル・マドリード対CFパチューカ。優勝を飾り、表彰式で喜ぶレアル・マドリードの選手ら（2024年12月18日撮影）。(c)Mahmud HAMS / AFP

【AFP＝時事】サッカーの各大陸クラブ王者が争う新設大会のインターコンチネンタルカップは18日、カタール・ドーハで決勝が行われ、欧州王者のレアル・マドリード（スペイン）は、キリアン・エムバペやビニシウス・ジュニオールのゴールなどで北中米カリブ海王者のCFパチューカ（メキシコ）に3-0で快勝し、優勝を飾った。

レアルは37分にエムバペのゴールで先制すると、53分にロドリゴが追加点を挙げ、84分には前日国際サッカー連盟（FIFA）の男子最優秀選手に選出されたビニシウスが、PKから勝利を決定づける3点目を奪った。

これでレアルは、8月にアタランタを破ったUEFAスーパーカップに次いで今季2個目のタイトルを獲得。カルロ・アンチェロッティ監督が認めた困難な時期を乗り越え、弾みをつけるタイトルとなった。指揮官は「この時期、正直に言ってチームが気に入らなかったから不安だったが、2025年には変わることを確信している」「クリスマスまで生き残るのが重要だ。11月5日に欧州チャンピオンズリーグでACミランに敗れた後のチームを考えれば、われわれは大いに成長していて、それが2025年への自信につながる」と述べた。

また、アンチェロッティ監督にとってはこれがレアルでの通算15個目のトロフィーとなり、ミゲル・ムニョス元監督を抜いて獲得タイトル数でクラブ歴代トップに立った。

レアルはこの後、21日のリーグ戦でセビージャFCと対戦。来年1月にはサウジアラビアで行われる4チームによるスペイン・スーパーカップのため、再び中東を訪れることになる。

【翻訳編集】AFPBB News