きりで女性59人襲撃した男の死刑執行 イラン

イラン国旗（2024年11月20日撮影、資料写真）。(c)Joe Klamar / AFP

【AFP＝時事】イラン当局は18日、首都テヘランの路上で少なくとも59人の女性を襲ったとして、「地上に腐敗を広めた罪」で死刑判決を受けていた男の刑を執行した。司法府が発表した。

司法府の公式ニュースサイト「ミザン・オンライン」によると、Rastgooei Kandolaj死刑囚は少なくとも59人の女性をきりで襲って負傷させ、「テヘランに恐怖」をまき散らしたされる。複数の女性は、死刑囚がバイクに乗って襲ってきたとも証言した。

逮捕の時期については明らかにされていない。

「地上に腐敗を広めた罪」で有罪判決を受け、死刑を言い渡されていたという。

イランでは、殺人や麻薬の密売、レイプ 、性的暴行などの重大犯罪には死刑が適用される。

【翻訳編集】AFPBB News