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プーチン氏、アサド政権崩壊はロシアの「敗北」ではない

AFPBB News / 2024年12月20日 12時37分

ロシアの首都モスクワで年末恒例の記者会見を行うウラジーミル・プーチン大統領(2024年12月19日撮影)。(c)Alexander NEMENOV/AFP

【AFP=時事】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は19日、シリアのバッシャール・アサド政権崩壊はロシアにとっての「敗北」ではないと述べ、自国はシリアでの目標を達成したと主張した。

アサド氏は今月、反政府勢力の攻勢を受けてモスクワに逃れた。

ロシアはアサド氏の主要な支援者で、2015年には同氏を支援するためシリア内戦に介入し、戦局を変えた。

プーチン氏は年末恒例の記者会見で米国人記者にアサド政権崩壊について問われると、「シリアで起きていることをロシアの敗北として描きたいのだろう」と述べ、「そうではないと断言する」と返答。

「われわれはアフガニスタンのようにシリアにテロリストの拠点が作られないようにするため、10年前にシリアに来た。全体として、われわれは目標を達成した」と述べた。



プーチン氏はまた、モスクワでアサド氏とまだ面会していないが、近いうちに会う予定だと明らかにした。

アサド氏の退陣以来、プーチン氏がシリア情勢について公に言及したのはこれが初めて。

【翻訳編集】AFPBB News

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