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ウシク勝利は審判からの「クリスマスプレゼント」 敗れたフューリーが敗戦に不満

AFPBB News / 2024年12月22日 12時33分

ボクシング、WBAスーパー、WBC、WBO世界ヘビー級タイトルマッチ。試合後に健闘をたたえ合うオレクサンドル・ウシク(右)とタイソン・フューリー(2024年12月21日撮影)。(c)AFP

【AFP=時事】21日に行われたボクシング、WBAスーパー、WBC、WBO世界ヘビー級タイトルマッチで、王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)との再戦に敗れたタイソン・フューリー(英国)が、判定3-0はジャッジからウシクへの少し早いクリスマスプレゼントだと話し、怒りを見せた。

フューリーは、5月のウシクとの1戦目までは無敗だったが、これで2連敗。しかし、ジャッジ3人が全員116-112でウシクを支持した中で、今回の試合で勝っていたのは自分の方だと主張した。

フューリーは「聞いてくれ、これが現実だ。こぼれたミルクを嘆く気はない。終わったことだ」と話しつつ、「ボクシングのことは知っている。ずっとこの世界にいるからね。判定を変えることはできない。しかし、少し不公平に感じる。いや、実際にはかなりだ」とコメントした。



「少しクリスマスムードがあった。ウシクはちょっとしたクリスマスプレゼントをもらった」

その一方で、自身の今後については言葉を濁し、また戦う姿を見られるかという質問に対して「そうするかもしれないし、しないかもしれない。誰にもわからない」とだけ答えた。

プロモーターのフランク・ウォーレン氏もフューリーの勝利を主張し、判定を「イカれている」と評した。また、引退か現役続行かを決めるには時間が必要だとして、「本人次第だ。今は試合直後で、感情が高ぶっているのは明らかだ。いずれ分かるだろう」と述べた。

【翻訳編集】AFPBB News

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