ブラジルで小型機墜落、一家10人死亡

ブラジル南部リオグランデドスル州グラマドの小型機の墜落現場で作業する消防隊員と救助隊員（2024年12月22日撮影）。（c）MATEUS BRUXEL / AGENCIA RBS / AF / AFP

【AFP＝時事】ブラジル南部リオグランデドスル州グラマドで22日朝、小型機が市街地に墜落し、乗っていた家族10人が死亡した。民間防衛当局が発表した。

警察がAFPに明らかにしたところ、墜落したのはターボプロップ機「パイパーシャイアン400」。操縦していたのは実業家のルイス・クラウディオ・サルゲイロ・ガレアッジ氏で、乗客は全員、家族だった。

リオグランデドスル州の治安局によれば、同機はグラマド近くのカネラ市から離陸した直後に墜落し、煙突と住宅に衝突した後、家具店に落ちた。宿泊施設も被害を受けたという。

地上では少なくとも17人が負傷し、うち2人は重傷。加えて複数の人が煙を吸い込んで治療を受けた。事故原因は調査中。

グラマドは人気観光都市で、クリスマスシーズンには多くの観光客が訪れる。

ブラジルでは21日にも、41人が死亡する交通事故が発生した。

【翻訳編集】AFPBB News