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ジョシュア戦がフューリーに残された「唯一」の試合 プロモーター

AFPBB News / 2024年12月23日 13時2分

ボクシング、WBAスーパー、WBC、WBO世界ヘビー級タイトルマッチ。試合後にガッツポーズを見せるタイソン・フューリー(2024年12月21日撮影)。(c)AFP

【AFP=時事】21日に行われたボクシング、WBAスーパー、WBC、WBO世界ヘビー級タイトルマッチで、王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)との再戦に敗れ、今後が不透明になっているタイソン・フューリー(英国)について、元王者アンソニー・ジョシュア(英国)のプロモーターが22日、フューリー対ジョシュアの英国勢対決が唯一の可能性として残っていると話した。

フューリーはウシクに判定0-3で敗戦。ファイト後には、現役続行は「誰にも分からない」と言葉を濁した。

一方でジョシュアも9月、IBF王者のダニエル・デュボア(英国)にKO負けを喫した。しかしジョシュアのプロモーターを務めるエディ・ハーン氏は、ウェンブリー・スタジアムでの英国勢対決が今でもチケット完売の試合になると信じている。



ハーン氏は「現実的にタイソン・フューリーにとって唯一の可能性があるのは、アンソニー・ジョシュアとのファイトだ。英国ボクシング史上最大の一戦だし、誰もが見たいと思うはずだ」とコメント。「フューリーは終わったようには見えなかった。動きは悪くなかったし、臆病になったり、打たれ弱くなったりしたようにも見えなかった」と評価した。

「私にとって、ジョシュア対フューリーが一番だ。ウェンブリーで一戦し、その後でここ(サウジアラビアの首都リヤド)へ戻る。実現に向けて(サウジアラビアのスポーツイベントの有力な仕掛け人であるトルキ・シャイフ氏に)はたらきかけるつもりだ」と宣言した。

フューリーは試合後、応援したファンに感謝すると、「次に進む。新しい年に入り、それでどうなるか様子を見る」と話し、まずは家族のもとに帰る意向を口にしている。

【翻訳編集】AFPBB News

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