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赤ちゃんマンモスの死骸発見 「最高の保存状態」 シベリア

AFPBB News / 2024年12月24日 12時50分

ロシア・シベリア地方のヤクーツクで公開された、推定5万年以上前の幼いマンモスの死骸(2024年12月23日撮影)。(c)Michil Yakovlev/North-Eastern Federal University in Yakutsk/AFP

【AFP=時事】ロシアの研究チームは23日、シベリア地方ヤクチアにある永久凍土地帯で極めて良好な状態で発見された幼いマンモスの死骸を公開した。

今夏、その流域で発見された川にちなんで「ヤナ」と命名された5万年前の雌は、世界で発見されたマンモスの死骸の中で最も保存状態が良いという。死骸の重さは180キロあり、高さは120センチ、長さは200センチ。

現在、「ヤナ」の正確な死亡年代を特定する研究が行われているが、「1歳かそれ以上」の個体と推定されている。

死骸が展示されているヤクーツクの北東連邦大学のアナトリー・ニコラエフ学長は「マンモスの保存状態の良さに皆驚いた」と述べた。

死骸が発掘されたバタガイカ研究所の近くでは、馬やバイソン、レミングなど先史時代の他の動物の死骸も発見されている。



今回の発見以前に世界で見つかっていたマンモスの死骸は6体のみで、うち5体はロシア、1体はカナダで発見された。

ヤクチアは北極海に面した遠隔地で、その永久凍土層は先史時代の動物の死骸を保存する巨大な冷凍庫のような役割を果たしている。

【翻訳編集】AFPBB News

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