オスカルが古巣サンパウロ復帰 8年過ごした中国に別れ

中国スーパーリーグ（1部）の上海海港でプレーしたオスカル（2017年2月28日撮影）。(c)Johannes EISELE/ AFP

【AFP＝時事】サッカー元ブラジル代表で、イングランド・プレミアリーグのチェルシーでもプレーしたオスカルが、中国を離れてキャリアをスタートさせたカンピオナート・ブラジレイロ（ブラジル全国選手権）1部のサンパウロFCに復帰することになった。クラブが24日に発表した。

サンパウロはSNSに投稿した動画で「ようこそ、オスカル。素晴らしい補強だ」と歓迎した。33歳のオスカルは、中国スーパーリーグ（1部）の上海海港で8シーズンを過ごし、今年限りで契約満了となる。

オスカルはサンパウロで2008年にトップチームデビューを果たすと、別のブラジルのクラブ、インテルナシオナウを経て、ブラジルU-23代表としてロンドン五輪の銅メダルを獲得した後にチェルシーへ移籍した。

チェルシーでは203試合に出場して38ゴールを挙げ、4年半の間にプレミアリーグ（2014-2015、2016-2017）、ヨーロッパリーグ（2013）、リーグカップ（2015）の4個のタイトルを獲得。その後の2017年に中国へ渡った。

ブラジル代表では48試合で12ゴールを挙げた。チームがドイツに1-7で敗れた2014年W杯ブラジル大会の準決勝では、ブラジルの唯一の得点を決めた。

【翻訳編集】AFPBB News