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北朝鮮軍参戦は「大勢に影響なし」 ウクライナ国防省

AFPBB News / 2024年12月25日 10時47分

北朝鮮・朝鮮人民軍(KPA)の特殊作戦部隊基地で、訓練に臨む兵士。朝鮮中央通信(KCNA)提供(2024年10月2日撮影、4日提供)。(c)AFP PHOTO/KCNA VIA KNS

【AFP=時事】ウクライナ国防省情報総局(GUR)は24日、同国が越境攻撃を仕掛けているロシア西部クルスク州で北朝鮮軍がロシア側として参戦していることについて、「大勢に影響はない」との認識を示した。


ウクライナ側によれば、同国が8月以降一部を占領するクルスク州では、将校約500人、将官3人を含む北朝鮮兵1万2000人が参戦している。


一方のロシアと北朝鮮は、北朝鮮軍の参戦を認めていない。


GURのイェフヘン・イェリン報道官はAFPに対し、「北朝鮮軍の戦闘への関与は、大勢に影響はない。兵員はそれほど多くない」と述べた。


北朝鮮軍は現代戦、特に「無人機(ドローン)戦」に関する経験が乏しく、「昔ながらの、率直に言えば第2次世界大戦時のものに近い」戦術を採用しているという。




「だが、彼らも学習している。敵を過小評価することはできない。彼らの行動から既にいくつかのことを考慮しているのが分かる」と述べた。


ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は23日、これまでに北朝鮮兵「約3000人」が死傷したと発表した。


韓国は同日、北朝鮮兵が今月実戦に投入されて以来、「約1100人」が死傷したと発表。北朝鮮がロシアに無人機や、増援部隊または既に交戦している部隊の救援部隊として新たな部隊を派遣する用意をしているようだと警告した。

【翻訳編集】AFPBB News

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