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ガザで新生児3人が凍死 テントで避難生活

AFPBB News / 2024年12月27日 8時48分

ガザ地区南部ハンユニスの避難民キャンプで、イスラエルの爆撃を受けた現場を調査する人々(2024年12月25日撮影)。(c)BASHAR TALEB/AFP

【AFP=時事】パレスチナ自治区ガザ地区南部にある病院の小児科主任医師は、今週、新生児3人が「重度の低体温症」により死亡したと語った。戦闘で荒廃したパレスチナ自治区は、冬の寒さに直面している。

ハンユニスにあるナセル病院のアハメド・ファラ医師によると、最新の事例では生後3週間の女の子が重度の低体温症で緊急治療室に搬送され、死亡した。

ファラ医師は、24日にも生後3日と生後1か月未満の新生児2人が重度の低体温症により死亡したと述べ、「これは、彼らがテント生活を送っているという事実によるものだ」と語った。

ガザで1年2か月以上続く戦闘によって家を追われたパレスチナ人の多くは、沿岸部のハンユニスにある避難民キャンプに身を寄せている。



「テントは寒さを防げず、夜は非常に寒くなり、暖を取る方法がない」とファラ医師は言った。

同医師によると、多くの母親が栄養失調に苦しんでおり、それが母乳の質に影響を与えているため、新生児のリスクは特に深刻である。

イスラエル気象局によると、ここ数日のガザの夜間の気温は8度まで下がった。

【翻訳編集】AFPBB News

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