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ペルー議会内に売春組織疑惑、投票の見返りに性的サービス提供か

AFPBB News / 2024年12月27日 10時7分

ペルーの元議会法制・憲法局長のホルヘ・トレス容疑者(2024年12月26日撮影)。(c)Ernesto BENAVIDES/AFP

【AFP=時事】南米ペルーの元議会法制・憲法局長のホルヘ・トレス容疑者は26日、議会内に売春組織を築き、議員に投票の見返りとして性的サービスを提供していたとの容疑を否認した。

トレス容疑者は、検察と並行して捜査を進めている議会監視委員会の質疑で、容疑を否認。「議会内に売春組織が存在したとされる問題に関して、全面的に否認する」と述べた。

トレス氏は、性産業従事者が議員に性的サービスを提供していたことと自分は一切関係ないと主張。「ましてや法案の賛成票を集めるために使われていたこととは無関係だ」と主張した。

このスキャンダルは、トレス氏の元顧問で9月に解雇されたアンドレア・ビダル弁護士(28)の殺害をきっかけに明るみに出た。



ビダル氏はタクシーに乗車中、運転手と共に撃たれ、今月17日に搬送先の病院で死亡した。

テレビ番組「ベト・ア・サベール」は、殺害にはトレス容疑者が関与していたと示唆した。ビダル氏は売春婦を勧誘し、議会内で性的サービスを提供させていたとされる。

今月13日に解任されたトレス容疑者は、ビダル氏殺害を命じた容疑についても「ばかげている」として否認している。

【翻訳編集】AFPBB News

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