北朝鮮兵1人、ウクライナ軍の捕虜に 韓国情報機関

ウクライナが進撃したロシア西部クルスク州スジャ郊外に取り残されたロシア軍の戦車の残骸。ウクライナ主催のプレスツアーで（2024年8月16日撮影）。（c）Yan DOBRONOSOV/AFP

【AFP＝時事】韓国の情報機関、国家情報院（国情院）は27日、ロシアに援軍として派遣された北朝鮮兵1人をウクライナ軍が捕虜にしたことを確認したと発表した。ロシアに派遣された北朝鮮兵が捕虜になったのが確認されたのは初めて。

北朝鮮は、ロシア軍の援軍として数千人の兵士を派遣している。派兵先には、8月にウクライナ軍が越境攻撃を仕掛けたロシア西部クルスク州も含まれている。

国情院は声明で「同盟国の情報機関とのリアルタイムの情報共有を通じ、負傷した北朝鮮兵1人が捕らえられたことが確認された」と述べた。

AFPの取材に応じた情報筋によると、捕らえたのはウクライナ軍で、場所は明らかになっていない。

【翻訳編集】AFPBB News