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英国の新年叙勲者、カズオ・イシグロさんや郵便局冤罪事件の被害者ら

AFPBB News / 2024年12月31日 15時59分

俳優のスティーヴン・フライさん(2024年12月3日撮影)。(c)BENJAMIN CREMEL / AFP

【AFP=時事】英国のチャールズ国王は31日、恒例の新年の叙勲を発表した。俳優のスティーヴン・フライさんやキャリー・マリガンさん、ノーベル賞作家のカズオ・イシグロさん、サッカー・イングランド代表のギャレス・サウスゲイト前監督、ロンドン市長のサディク・カーン氏、そして郵便局の会計システムの欠陥による冤罪(えんざい)の被害者らが選ばれた。

ナイトの称号を授与されることになったフライさんは、1997年の映画『オスカー・ワイルド』で19世紀の作家ワイルドを演じ、英国の人気テレビコメディー番組「ブラックアダー」にも出演。双極性障害を患っていることを公表し、メンタルヘルスに関する啓発や環境問題、慈善活動への貢献が認められた。



また、富士通の子会社が開発した会計システム「ホライズン」の欠陥による冤罪を晴らすための活動により、4人の被害者が大英帝国勲章のオフィサー章(OBE)を授与される。このスキャンダルでは、郵便局長ら数百人が横領の罪に問われ、詐欺、窃盗、不正会計を行ったとする冤罪で有罪判決を受けた。

叙勲を決めるのは表彰委員会で、今回の受章者は1200人以上。

国王や王室主要メンバーが1年を通じて複数の式典で叙勲する。

2月にがんと診断されたチャールズ国王は、自身の主治医ら2人にも個人的に勲章を授与するとしている。

【翻訳編集】AFPBB News

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