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ロシア産ガス、ウクライナ経由の欧州向け供給停止に 1日から

AFPBB News / 2025年1月1日 8時16分

スロバキア東部の対ウクライナ国境近くで、同国を経由したガスを圧縮する設備(2014年9月2日撮影、資料写真)。(c)TOMAS BENEDIKOVIC/AFP

【AFP=時事】ウクライナを経由したロシア産ガスの欧州への輸出が1日、契約失効に伴い停止する。ウクライナのガスパイプライン運営会社の昨年12月31日付のデータで明らかになった。

ウクライナは2019年に締結した5年間の契約の下、ロシアが自国領土を経由して欧州にガスを供給することを許可してきた。しかし、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領がロシアの侵攻を受けて契約の延長を否定。契約は1日早朝に失効する。

ウクライナのパイプライン運営会社OGTSUのデータによると、ロシア産ガスのウクライナ経由の唯一の供給ルートの輸送量は、2025年1月1日時点でゼロになる見込みだ。

東欧の買い手が供給停止に備える中、欧州の天然ガス価格は31日、1年以上ぶりにメガワット時当たり50ユーロ(約8160円)を超えた。



ロシア産ガスが占める欧州連合(EU)のガス輸入量は、2023年には10%未満となった。

しかし、地理的・政治的理由から、ハンガリーやスロバキアなどのEU加盟国の一部は依然としてロシア産ガスに大きく依存している。

ウクライナ経由のロシア産ガス輸送が停止すると、欧州各国は備蓄をさらに放出し、液化天然ガス(LNG)の輸入を増やすことになる。

【翻訳編集】AFPBB News

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