コマンダーズがPO進出、ライオンズはトップシード獲得に前進

24NFL第17週、ワシントン・コマンダーズ対アトランタ・ファルコンズ。タッチダウンを喜ぶワシントン・コマンダーズの選手（2024年12月29日撮影）。(c)Timothy Nwachukwu/Getty Images/AFP

【AFP＝時事】24NFLは12月30日に第17週が終了し、ワシントン・コマンダーズはオーバータイムの末に30-24でアトランタ・ファルコンズを下し、劇的な展開でプレーオフ進出を決めた。

24-24の同点で迎えた試合終盤、ファルコンズは相手のペナルティーもあって56ヤードの決勝フィールドゴール（FG）というチャンスを手にしたが、ライリー・パターソンのキックはゴールポストに届かず、試合は延長戦に持ち込まれた。するとコマンダーズは、ルーキーQBジェイデン・ダニエルズを中心に12プレーで70ヤードを進むと、最後はTEザック・アーツへのタッチダウンパスが通って勝利を奪った。

レギュラーシーズン残り1週となる中、この結果を受けてロサンゼルス・ラムズがナショナル・カンファレンス（NFC）西地区制覇とともにポストシーズン進出を決めている。

一方、デトロイト・ライオンズは40-34でサンフランシスコ・フォーティナイナーズを下した。この勝利でライオンズは今季の戦績を14勝2敗としてNFC北地区の首位に立つミネソタ・バイキングスに並んだ。次週デトロイトで行われる一戦では、NFCのトップシードを決める両チームの直接対決が行われる。この試合に勝利したチームは、プレーオフ1回戦免除とホームフィールドアドバンテージを獲得し、敗者はワイルドカードの第5シードとしてプレーオフを全試合敵地で戦うことになる。

またフィラデルフィア・イーグルスは41-7でダラス・カウボーイズを下し、NFC東地区のタイトルを獲得した。これでイーグルスは少なくとも第2シードを確保した。

アメリカン・カンファレンス（AFC）ではバッファロー・ビルズが40-14でニューヨーク・ジェッツを退け、カンザスシティ・チーフスに次ぐ第2位シードを獲得している。

【翻訳編集】AFPBB News