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ニューオーリンズの車突入、容疑者が下見 スマートグラスで撮影も 米FBI

AFPBB News / 2025年1月6日 14時42分

スマートグラスを使って鏡に映った自分を撮影しているとみられるシャムスード・ディン・ジャバール容疑者。米連邦捜査局(FBI)公開の動画からの静止画像(2025年1月1日撮影、5日公開)。(c)Handout/FBI/AFP

【AFP=時事】米ルイジアナ州ニューオーリンズで1日、退役軍人の男が新年を祝う群衆に車で突っ込み14人が死亡した事件で、捜査当局は5日、男が現場を下調べするために同市を数回訪れていたと発表した。そのうちの1回については、カメラ機能の付いたスマートグラスで現場を録画していた。

米連邦捜査局(FBI)は、テキサス州在住だったシャムスード・ディン・ジャバール容疑者(42)が、ニューオーリンズを10月下旬と11月10日に訪問していたことを明らかにした。

FBIが公開した動画では、ジャバール容疑者が最初の訪問時に市内の有名観光地フレンチクォーターを自転車で低速走行しながら、米メタ製のスマートグラスで撮影していたことが確認できた。



動画にはまた、ジャバール容疑者が鏡に自分の全身を映し、スマートグラスをテストしているとみられる映像も残っていた。犯行当時もスマートグラスを着用していたが、録画機能は起動していなかったとFBIはみている。

ジャバール容疑者は以前から、ソーシャルメディアでイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」への忠誠を宣言し、車からはISの旗も見つかっている。

FBIによると、2023年の夏にはエジプトとカナダに立て続けに渡航しており、FBIではこれらの旅行中にジャバール容疑者が接触した可能性のある人物の特定を試みている。

ジャバール容疑者がピックアップトラックで群衆に突っ込んだ事件では、14人が死亡、少なくとも30人が負傷した。容疑者は警察との銃撃戦で死亡した。

【翻訳編集】AFPBB News

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