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クリスマスツリー食べないで ベルギー食品安全庁が警告

AFPBB News / 2025年1月8日 11時37分

米ニューハンプシャー州コールブルックの農場で、クリスマスツリー用の木を切り倒す作業員(2024年11月20日撮影、資料写真)。(c)Joseph Prezioso/AFP

【AFP=時事】「クリスマスツリーを食べないで」──ベルギー連邦フードチェーン安全庁(AFSCA)は7日、クリスマスシーズンの終了を受け、公衆衛生に関する異例の呼び掛けを行った。

これに先立ち、環境保護主義者が多く集まるベルギー北部ヘント市は、モミの木を食用としてリサイクルする方法をウェブサイトに投稿し、驚きが広がっていた。

同市はスカンジナビアの例だとして、モミの木の葉をさっとゆでて乾燥させ、バターの風味付けにも利用できると紹介していた。

この案について、AFSCAは決して勧められないと回答した。

「人や動物がクリスマスツリーを食用しても問題ないという保証はない」とし、クリスマスシーズン用に栽培された大半の木には農薬が散布されている可能性が高いと指摘。



「さらに、クリスマスツリーに防炎剤が施されているかどうかは消費者には判断が難しく、知らずに食用すれば、場合によっては致命的な結果を招く可能性がある」と警告した。

市はこの警告内容を理解したとみられ、「クリスマスツリーを食べよう」という投稿の見出しを、「スカンジナビアの人々はクリスマスツリーを食用にしている」に修正している。

【翻訳編集】AFPBB News

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